アトリエボーヌ 丸山保博建築研究所

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しだれ桜のある家

前面道路よりの全景。並びに「PALACIO DE HIRO」が見える。外壁は生石灰入土壁、一部木板張。

2階から張り出したプラントボックスに植えられたしだれ桜

玄関内観。内部仕上は壁、天井共外壁と同じ生石灰入土壁木ゴテ仕上。床は北欧パイン、造作材は全てホワイトアッシュ無垢材。


1階寝室。 天井はベルベット貼。

階段室。既存改修部へつながる通路が階段と交差している。

階段室上部の開口詳細


籐巻きの階段手摺

上部の部屋の床を受けるチョーナ削りの丸太が見える。

2階居間。隅の一部が張り出し、落ち着きのあるコーナーが生まれた。外部デッキのしだれ桜を眺めることができる。


生石灰土壁に埋め込んだ大谷石と各種のタイルの床は施主と共につくられた。

3階 畳の部屋。登り梁の架構が見える。

建物概要

所在地 東京都杉並区高円寺
用途 専用住宅
竣工 2001年9月
規模 木造3階 一部鉄筋コンクリート造
延床面積 106.00㎡
掲載誌 ‘02年 「ニューハウス 2月号」
‘02年 「月刊タイル 5月号」
‘02年 「左官教室 5月号」
‘03年 「木の家がいちばん Vol 2」
‘05年 「木・土・漆喰をつかって建てた家」
‘06年 「日経アーキテクチュア 9-11号」
‘07年 「東京リフォーム 創刊号」

集合住宅PALACIO DE HIROに隣接して建てられた住宅である。
家族の構成上一部その集合住宅そして既存の木造家屋とも結がれている。1階には庭がとれず、2階に居間を置き、そこからベランダに設けたプラントボックスに植えたしだれ桜を望めるようにした。施主の手入れの甲斐あって2年後には花をつけることが出来た。施主の要望もあり、内外とも極力自然の素材を多用した。壁に使用した土と混ぜた石灰は消石灰ではなく、プリミティブな感覚の強い、現場で沸化した生石灰である。出来あがった空間は写真で見るよりやわらかく親しみのもてる感じのものになっていると思う。
既存建物との取合いもあり、複雑な工程の現場となったが、その分出来上がりの喜びは施主はじめ関係者にとってひとしおであった。

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